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 大分市は23日、市営温水プール(大分市西浜)の天井の一部が22日朝に落下しているのが見つかった、と発表した。午前10時の開館前で、けが人はいなかったという。この天井は1995年の建設時に設置したもので、結露などで劣化したようだという。補修や点検のためプールは23日から臨時休業しており、閉館が長期化する可能性もあるという。

 市によると、22日午前8時半ごろ、大プール(25メートル)と幼児用プール(10メートル)の間のプールサイドに、ケイ酸カルシウム製の天井の一部(縦90センチ、横180センチ)が落下しているのを職員が見つけた。前日午後11時15分ごろに警備会社が点検した時は異常はなかったという。

 22日は通常通り午前10時に開館したが、同じ素材の他の天井も落下する危険性がぬぐえないと判断し、通常は午後9時の閉館時間を午後6時半に早めたという。

 同プールでは、2015年4月にも、幼児用プールの天井の一部(縦4メートル、横9メートル、重さ約200キロ分)がはがれてプールサイドに落下するトラブルが発生した。崩落部分の素材は石膏(せっこう)ボードと木の板を貼り合わせたものだったといい、この時は幼児用プールの天井部分を全面的に張り替えている。

 市は現在、専門業者と補修方法を協議中で、仮に大プールの天井を全面的に張り替える場合は休業が長期化する可能性もあるという。市は「利用者にご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げる」としている。(枝松佑樹)