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 安倍晋三首相は24日の参院本会議の代表質問で、文部科学省の「天下り」あっせん問題について、「徹底した調査を行い、再発防止策を講ずるなど天下り根絶のためにしっかり取り組む。できることは何でもやるとの考えで国民の信頼を確保する」と述べた。

 民進党の蓮舫代表が「安倍内閣で天下り禁止の改革が骨抜きになった」と追及したことへの答弁。また、20日の施政方針演説で民進党を念頭に批判した国会内でプラカードを掲げる行為は、野党時代の自民党議員も行っていたとの蓮舫氏の指摘に対し、首相は「自民党だけを正当化する考えは毛頭ない。自民党は厳しい野党時代、試行錯誤しながらも大きく生まれ変わったから政権奪還を実現した」と主張した。

 蓮舫氏は「消費が伸びないのは、ライフステージにおける節目節目の不安に政治が応えていないからだ」と首相の経済政策を批判。中・低所得者の所得を底上げする「日本型ベーシックインカム」構想を提唱した。ベーシックインカムは、政府が国民に基本的な所得を保障する制度。蓮舫氏は、所得税減税と給付を組み合わせた「就労税額控除」の導入を柱にした案を訴えた。首相は「所得や資産の把握が難しいといった問題や不正受給など多岐にわたる課題がある」と慎重な姿勢を示した。

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