[PR]

 戦争が迫り来る広島・呉を舞台に人々の暮らしをリアルに描き、異例のロングラン上映が続くアニメ映画「この世界の片隅に」。片渕須直監督が1月下旬、名古屋・伏見の伏見ミリオン座で舞台あいさつに立った。「テレビ画面では見えないくらい、いろんなものを大きなスクリーンの中に込めた。映画館に人が戻ってくるきっかけになればうれしい」

 原作は、こうの史代の同名漫画。18歳で広島から軍港の街、呉に嫁いだ主人公すずの生活を丹念に描く。配給物資が減る中でも明るさを失わず、まな板と包丁でバイオリンを弾くように野草を調理したり、着物をもんぺに仕立て直したり。戦争と対極にある日常の大切さをしみじみと伝えている。

 「すずさんは映画の後の時代も毎日を過ごしている。いま、90歳をちょっと過ぎたぐらい」と片渕監督。「映画は大昔のことではなく、ぼくらが今いる毎日とつながっている。ぼくらと同じ時代に、すずさんはひいおばあさんをやっているのではないかと思う」と語りかけた。

 制作にはインターネット上で出…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら

こんなニュースも