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 東京都の小池百合子知事は25日、2017年度の都当初予算案を発表した。知事就任後、初めて編成した当初予算案だ。「待機児童ゼロ」など知事選で掲げた27の公約の実現に重点配分して「小池カラー」を前面に出す一方で、7月2日投開票の都議選を見据えた思惑もにじんだ。

 一般会計の総額は前年度比0・8%減の6兆9540億円で5年ぶりに減少した。その中で、16年度比2・7倍の大幅増額で目玉にしたのが、年収760万円未満世帯の私立高校生の授業料を「実質無償」にする奨学金の拡充だ。7月の都議選をにらんだ象徴的予算とみる向きが強い。

 「ご要望のあった公明党と話が調った」。小池氏は8日間の予算査定を終えた16日、この日決めた私立高校生向け奨学金の増額について記者団に話した。知事選の公約に掲げた政策ではあったが、特定の会派名にふれて経緯を明かした。ある都幹部は「予算を政局の観点で作ったことが分かる」と話した。

 関係者によると、16日の査定直前、小池氏は都庁7階の執務室で都議会公明の幹部と面会し、奨学金増額について「これで目いっぱいです」と説明。公明幹部らは了承したという。

 これまで年収に応じて変えてき…

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