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 米国の原発事業で巨額損失を計上する見通しとなった東芝が、保有する東芝病院(東京都品川区)を売却する方針を固めた。巨額損失による債務超過を回避するために事業や資産の売却を急いでおり、病院の売却もその一環。

 東芝病院は1945年に開院した企業立の総合病院で、現在は一般の人も利用する。病院のホームページによると、内科、外科など約20の診療科があり、病床数は約300。CT(コンピューター断層撮影装置)や、MRI(磁気共鳴画像装置)など、キヤノンに売却した医療機器子会社の製品を多く備えている。

 損失は7千億円規模にのぼる可能性があり、東芝は3月末までの資金捻出を急いでいる。中核の半導体事業を分社化して株式の一部売却をするほか、上場するグループ会社の株式の一部売却なども検討している。