[PR]

 イタリア中部ファリンドラのリゾートホテルを18日に襲った雪崩で、消防当局は26日、最後の2人の遺体が発見され、死者数が29人になったと発表した。子ども4人を含む計11人は救助された。

 雪崩は、18日に伊中部で連続して起きた地震に誘発されたとみられている。AP通信などによると、当時ホテルには宿泊客や従業員計40人がいた。検察当局は検視の結果、多くの人がホテルが雪崩で崩壊したことによる外傷が原因で亡くなったとみており、地元当局やホテル側の対応に過失がなかったか調べている。

 ジェンティローニ首相は25日、上院で事故の経緯について説明し、通報後の当局の対応の遅れなどについて「責任があったのなら司法により明らかにされるだろう」と述べ、真実の究明は必要だが、誰かだけに罪を負わせることはすべきではないと釘を刺した。(ローマ=山尾有紀恵)