[PR]

 トランプ米大統領が、2月に開催予定の日米首脳会談で、日本に二国間の貿易協定の早期合意を求める方針であることがわかった。ロイター通信が26日、報じた。トランプ氏は日本の自動車貿易などに不満を示しており、厳しい条件を求めてくる可能性が高い。

 トランプ氏は26日、離脱を決めた環太平洋経済連携協定(TPP)などの多国間協定の代わりに、二国間で協定を結んでいく考えを改めて表明。米国に有利な協定を結び、最優先課題である米国内の雇用の拡大を目指している。

 トランプ氏は日本との自動車貿易について「日本では我々の車の販売を難しくしているのに、数十万台の車が大きな船で米国に入ってくる。公平ではなく、話し合わなければならない」と批判している。日米首脳会談で二国間協定の締結に関連し、日本の自動車の安全基準の変更などを求めてくる恐れもある。

 また、トランプ氏は26日、フィラデルフィアで演説し、中国などを念頭に「二国間交渉では為替の操作を厳しく規制していく」と強調した。(ワシントン=津阪直樹)