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 インドネシア警察は27日、財務省元職員の男(39)が、中東の過激派組織「イスラム国」(IS)に参加するため、家族でトルコに渡った疑いがあるとして、トルコから25日に強制送還された元職員らを拘束、事情を聴いていると明らかにした。

 財務省によると、元職員はオーストラリアの大学で修士号を取得後、同省で財政政策を担当する部署に在籍。昨年2月、退職願を出してから連絡が取れなくなった。退職理由として、孤児向けにイスラム教に基づく学校を運営したいと説明したという。

 警察によると、元職員は実際には、3~12歳の自分の子ども3人と妻を連れて昨年8月、タイ経由でトルコへ渡航。今年に入ってトルコ当局に潜伏先を摘発され、ISとの関係を疑われて強制送還された。

 ISに加わるためにシリアへ渡航したインドネシア人は数百人に上ると、治安当局はみている。(古谷祐伸)