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 離れた土地の郷土料理を宅配便で送りあい、文通のようにやりとりするプロジェクト「食通」の食事会が29日、三木町下高岡の古民家「渡邊邸」であった。青森県八戸市から届いた食材をその場で調理し、約20人の参加者が味わった。

 「食通」は食をテーマにした現代美術家EAT(イート)&ART(アート) TARO(タロー)さん(38)が「食文化の違いに気づくことで、自らの文化を見つめ直す機会になる」と2012年に東京・岐阜間で初めて企画。2年前には高松市と富山県氷見市の間で実施された。

 今回は八戸市から、ダイコンの葉を乾燥させた「干し菜」や大豆で作る団子状のおやつ「豆しとぎ」などの食材が到着。同封された手書きのレシピに従い、10品以上の料理ができた。

 観音寺市から来た松原美有紀さん(44)は「同じ食材でも料理の仕方が違って面白い。(ウニやアワビが入った)いちご煮の炊き込みごはんが一番おいしかった」と話した。2月には香川から「あん餅雑煮」などの食材を八戸市へ送る予定という。

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