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「ハンサムマザー」はとまらない:41

今尾朝子

 春を前に、VERY読者から雑誌で取り上げてほしいと言っていただくことの一つに、卒入園、入学のファッションがあります。それぞれの幼稚園や小学校の雰囲気によって、ママたちの式での装いもさまざま。正解がないのが正直なところですが、その中でも最近の傾向をご紹介したいと思います。

 卒園と入学が重なるママは、どちらも同じ服で済ませるというのが、最近よく聞く声。幼稚園受験で着た面接服をそのまま利用する方も多いよう。特に入園式、入学式は先生方や親同士も初対面。そのため控えめな装いが一番と考えるママが選ぶ色は紺が主流です。自由な校風のところでは、清潔感ある白やベージュの明るい色を選ぶママも多いそう。もちろん、中には着物という選択のママも。

 スーツの傾向は、徐々にカジュアル化していると感じます。プルオーバータイプのトップスとボトムスが共布でできたセットアップと呼ばれる服のトレンドがここ数年続いていますが、行事服にセットアップを取り入れるママたちが増えています。スーツほどフォーマル度は高くありませんが、その後の送り迎えにトップスだけ、ボトムスだけと使い回せる汎用(はんよう)性の高さが、今どきの選択と言えそうです。より正装感のあるジャケットを選ぶなら、今年はノーカラーのジャケットがトレンド。インナーをTシャツに替えれば、行事以外でも活用度が高まります。

 紺や黒のスーツには同色のパンプスを合わせるのが一般的ですが、グレーやベージュのパンプスにすると足元を軽やかに見せ、脚長効果も出るのでお薦めと、お世話になっているスタイリストさんが教えてくれました。そして行事には鉄板のパールですが、最近は辛口のデザインが人気です。数年前からクリスチャン・ディオールの「トライバル」ピアスが大ブームに。TASAKIの「バランス」ラインも辛口パールの代表格。アイテムはピアスやリングが取り入れやすいそうです。

 子供たちの晴れ舞台に、親として正装を考えるのは煩わしさもある反面、母としての楽しみの一つでもあるのではないでしょうか。