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 中部電力は1日、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)5号機の配管で、小さな穴が二つ見つかったと発表した。東日本大震災の直後に運転を停止した際、原子炉に流入した海水でさびた可能性もあり、同社は原因を調べる。

 穴が発見されたのは、復水器の水を原子炉建屋内のタンクに運ぶ配管。協力会社の社員がタービン建屋で空調を点検していたところ、配管の溶接部が茶色く変色していることに気づき、水漏れを確認したという。原発の運転中は、この配管に原子炉の燃料を冷やした放射能を多く含む水が流れる。

 浜岡5号機は2011年5月、当時の菅直人首相の要請で運転を停止。この際に配管が壊れ、約400トンの海水が原子炉などに流入した。中部電は、制御棒や弁などを交換したり修理したりすれば安全性が保てるとしており、再稼働に向けた検討を進めている。