[PR]

 海外派遣された自衛官の帰国後の医療面などのサポートを行う民間団体「海外派遣自衛官と家族の健康を考える会」が発足し、共同代表が3日、東京都内で記者会見をした。南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)の派遣部隊に新任務「駆けつけ警護」が付与されたことで、隊員や家族の心理的負荷が高まることが想定されるとし、健康相談などを実施していく。

 会見したのは、イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんと、沖縄戦での心的外傷後ストレス障害(PTSD)診療もしてきた精神科医の蟻塚(ありつか)亮二さん。会員は医療者や研究者、カウンセラー、戦争体験者ら32人で、メールでの相談受け付けと医療機関の紹介▽自衛官の健康状態の理解を深める学習会の開催、などを行う。高遠さんは「不安や病を抱えて相談できずにいる自衛官と家族の民間の受け皿になれば」と話した。

 問い合わせは、kaigaihaken.sdf@gmail.com。

 19日午後2時から東大駒場キャンパス13号館1313教室で「海外派遣自衛官と家族の健康を考えるシンポジウム」を開く。資料代千円(学生500円)。