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 名古屋市中区で2001年、ホストクラブ経営の男性が拉致され、殺害された事件で、ブラジル連邦警察は2日、殺人などの疑いで日系ブラジル人の男2人をサンパウロ州で逮捕した。ブラジル側の国外犯処罰規定に基づき、ブラジルで裁判が行われる見通しだ。

 発表によると、逮捕されたのはマルセロ・ヨコヤマ容疑者(37)とアレシャンドレ・ミウラ容疑者(39)。2人は01年9月、元暴力団組員の日本人らと共謀し、稲垣春美さん(当時54)を拉致して殺害。現金約100万円などを奪った疑いがある。共犯の複数の日本人はすでに有罪判決を受けている。

 両容疑者は事件の20日後にブラジルに逃亡した。逮捕時は、ガソリンスタンドと食堂で働いていた。この事件にはさらに4人のブラジル人が関わっているとされ、地元警察が行方を追っている。(サンパウロ=田村剛)

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