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 トヨタ自動車は6日、2017年3月期の純利益見通しを上方修正した。1兆5500億円(前年比33・0%減)から1兆7千億円(26・5%減)に引き上げた。昨秋の米大統領選でトランプ氏が勝利して以降の円安の効果で、減益幅が縮んだ。

 売上高の見通しは26兆円から26兆5千億円(前年比6・7%減)に、営業利益は1兆7千億円から1兆8500億円(35・2%減)に引き上げた。

 主な理由は円安だ。トヨタは17年3月期の想定為替レートを1ドル=103円から107円に見直した。輸出採算が改善し、円換算した海外の利益も膨らむ。

 併せて発表した16年4~12月期決算は、売上高は前年同期比6・0%減の20兆1547億円。営業利益は32・5%減の1兆5554億円、純利益が24・0%減の1兆4327億円だった。

 トヨタとスズキは同日、業務提携に向けた覚書を結んだと発表した。エコカーや安全、情報の技術と商品補完で連携していく。両社は昨年10月、提携の検討開始を発表していた。(山本知弘、友田雄大)