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「行動の自由は、人権中の人権です。認知症の人が外出できるよう皆で見守ってください」

(シンポジウム「認知症みんなで支えりゃ こわくない」で掲げられた提言)

 NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」は毎年、「歳末恒例 女たちの討ち入り」と銘打って、その年々に注目を集めたテーマで集会を開いている。昨年12月のテーマは、認知症の男性がJR東海の列車にはねられて亡くなった鉄道事故裁判。学者、厚生労働省の元幹部、介護する家族らを交えて議論した後、社会全体や国に向けた17の提言を読み上げた。

 その筆頭が、この提言。「女性の会」が活動を始めた1983年には多くの会員は親を介護する世代だったが、いまは配偶者や自らが介護を必要とする世代になった。介護することも、介護されることもひとごとではないとの思いが、会員の中にはある。

 このほか、

「認知症を隠さない・隠れない 堂々と知らせて支援のアピールを」

「『もし認知症になったら』 日頃の話題にしておこう これも終活のうち」

「知ることは最初の一歩 認知症について子どもから高齢者まで学ぶ機会を」

「認知症の人にも介護者にも 気軽な居場所と語れる仲間を」

「介護者が倒れたときの手助けを 介護にも110番が必要です」

などの提言があった。

◆文化くらし編集部記者・友野賀世

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 朝日新聞文化くらし報道部「介護 あのとき、あの言葉」係

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