女性が見ても面白い? いま映画館で上映中の「日活ロマンポルノ」、なんだか気になる! 読者モニターに映画を鑑賞してもらい、賛否や感想を語り合う「女子組ミニシアター」。第5弾は日活ロマンポルノの「牝猫たち」。大阪市生野区のギャラリーであった試写会に参加したアキコさん、クミコさん、レイコさんの3人です。
東京・池袋の夜の街を漂う3人の風俗嬢の物語。ネットカフェで寝起きする雅子(井端珠里)、幼い子を抱えたシングルマザーの結依(真上さつき)、恵まれた主婦だが体を売る里枝(美知枝)。男たちの欲望の渦に身を投げ出す3人はお互いの事情に深入りしないが、時に励まし合い、たくましく生きていく。
「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」で知られる白石和彌監督のオリジナル脚本による最新作。
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アキコ デリヘル(デリバリーヘルス=派遣型の性サービス)のシステムを知らないので、こんな仕組みなのかと妙に関心しました。男の人たちが秘密にしたい世界を、垣間見られて面白かった。シングルマザーの結依(ゆい)は心のつながりを求めているけど、雅子や里枝は仕事として割り切っていましたね。
クミコ 男は里枝が一番いいと思うのかな。何でも受け入れてくれそうだから。共感しないけど気になったのは、ネットカフェ難民の雅子。雅子と、彼女を家に招き入れた引きこもりの男は、微妙に気持ちや感性が違うように見えた。でもお互いに寂しいから一緒にいるのかな。ぬくもりはほしいけど、たぶん2人は本当に好き合う関係にならないような気がして。あの微妙な関係が気になった。
レイコ エロを全然感じない映画でした。3人の女の子の体が薄っぺらい(笑)。
アキコ 確かにもうちょっとグラ…
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