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 トヨタ自動車とスズキは6日、業務提携に向けた覚書を結んだと発表した。エコカー、安全、情報の技術や商品補完で連携する。交渉本格化から4カ月。自動運転や次世代エコカーをめぐる競争を単独で乗り切るのは難しいとみたスズキの要請を、仲間を増やしたいトヨタが受け入れた。資本提携はなお検討していく。

 スズキの原山保人副会長はこの日の決算会見で「熱意をこめて協議に臨み、応じてもらった」と述べた。

 スズキの研究開発費は年1300億~1400億円ほどでトヨタの8分の1にとどまる。40年近くスズキを率いてきた鈴木修会長も87歳。昨秋の会見で「良品廉価な車づくりだけでは行き詰まる」と話していた。

 2008年まで出資を仰いだ米ゼネラル・モーターズ、15年に資本業務提携を解消した独フォルクスワーゲンにかわる相手を求めていた。

 一方のトヨタ。早川茂取締役専務役員は「業界内外での仲間づくり、ルールづくりが従来以上に必要」と話した。

 世界的な環境規制の強化で需要が高まる次世代エコカーや、自動運転の開発・普及をめぐる競争では、さまざまな分野で業界標準を握り、関連インフラの整備を各国に求める力がいる。有力な仲間を増やせば、そうした力は大きくなる。

 年間販売が約1千万台で世界首…

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