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 難民や中東・アフリカ7カ国の人々らの入国を一時禁止した米大統領令の効力が司法判断で一時停止されたことを受けて、ロサンゼルス国際空港では5日、入国が認められ、出迎えの家族らと涙ながらに抱き合い、安堵(あんど)する様子が見られた。ただ、司法判断が今後、覆る可能性もあり、人々は不安を抱えたままだ。

 「やっと、米国に来られました」。イラン人男性のペヘルーズさん(34)は5日、花束を持った姉や友人たちに空港で迎えられ、ほっとした表情を浮かべた。

 本来は1月28日に到着する予定だったが、入国禁止の大統領令が27日に出たため、乗り継ぎのアブダビの空港の入管でテヘランに戻るよう強制されてしまった。ワシントン州の連邦地裁が3日に大統領令の一時差し止め決定をしたのを知り、すぐに米国行きのチケットを買ってやってきた。米国に永住したいという。

 別のイラン人男性シャンさん(38)も5日、到着した。3年前に米国に来たイラン人の友人を頼って、もともと半年後に渡米する予定だった。米国に永住して、将来、グラフィックデザインのビジネスを始める希望を抱いていた。

 大統領令を知り、「これでチャンスを失った」と落胆したが、差し止め決定が出た直後、渡米を早めることにした。「またいつ、ルールが変わるか分からない。今のうちに入っておこうと思った」

 イラン系米国人の女性は祖国から来た母親を出迎えた。母親は1月29日に米国に来る予定だったが、大統領令で足止めになった。取材に対して、名前を明かすことも、写真を撮られることも断った。先行きの見えない不安からのようだ。

 トランプ大統領は連邦地裁の決…

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