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 抱きしめるように奏でる楽器には、持ち主も愛着がわく。バイオリンやチェロなど弦楽器の修理や製作を手がける松本伸さん(61)は、盛岡市の工房でそんな楽器たちと30年以上向き合ってきた。

 本町通1丁目にある工房。壁には、将来美しい表板になる白木の板が立て掛けられている。修理や製作の途中のバイオリンが何台も天井からつるされている。作業机には、指ほどの大きさしかない鉋(かんな)や柄の部分が黒くなるほどに使い込まれたのみなどが並ぶ。

 建築を学んでいた大学生時代の欧州旅行が、楽器職人への道を決めた。ヨーロッパの建築物を視察する合間にスペインやイタリアの楽器工房を訪ね歩いた。職人技の奥深さに魅せられ、卒業後に弦楽器製作者の植木繁さんに弟子入り。6年の修業を経て独立し、1986年に「松本伸弦楽器工房」を設立した。

 簡単な調整で2~3日、分解を…

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