清水信さん(しみず・まこと=文芸評論家)が7日、急性心筋梗塞(こうそく)で死去、96歳。通夜は9日午後7時、葬儀は10日午前10時から三重県鈴鹿市三日市町957の鈴鹿中央斎奉閣で。喪主は娘婿西口正文(まさふみ)さん。

 中学教師をしながら文芸評論を続け、62年に近代文学賞を受賞。中部ペンクラブ顧問、三重文学協会会長などを務め、斎藤緑雨賞の設立に尽力した。「読みたい文学は自分たちの手で書く。その発表の方法も自分たちで作る」を信条に中部地方の文芸活動の推進や結束に役割を果たした。

 49年に仲間4人で創刊した「北斗」は現在も発行が続いている。多くの文芸同人誌の創刊にかかわり、90歳を超えてからも昭和の文人や作品などの批評を10誌近くに連載していた。