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 アフリカ東部ソマリアで8日、大統領選が実施され、アブドラヒ元首相が、現職のモハムド氏を破り、当選した。アブドラヒ氏は即日、大統領に就任した。AFP通信などが伝えた。

 同国ではイスラム過激派「シャバブ」がテロを頻発させている。アブドラヒ氏は米国の市民権を持ち、米国の大学で学び、外交官として勤務した経験がある。対テロ政策で米国との協調が期待されている。

 大統領選の投票は、テロを警戒して厳重に警備された首都モガディシオの空港施設内で、上下両院議員らによって実施された。アブドラヒ氏は当選後、「これはシャバブや汚職に対する闘いの始まりだ」と訴えた。

 ソマリアは1960年、伊信託領や英領から独立。69年にクーデターで政権を掌握したバレ政権が91年に崩壊し、無政府・分断状態に陥った。2012年、モハムド氏が大統領に選出され、21年ぶりに統一政府が発足した。

 国内ではシャバブのテロが多発しており、先月25日にも、政治家らが利用するモガディシオのホテルが襲われ、28人が死亡。シャバブが犯行声明を出した。

 トランプ米大統領は先月、ソマリアを含む中東・アフリカ7カ国の国民の米国への入国を一時禁止する大統領令に署名していた。(ヨハネスブルク=三浦英之

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