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 府教委は9日、京都市を除く中学校の英語教員で国際的な英語能力試験「TOEIC」(990点満点)を今年度に受験した74人のうち、府教委が目標とする英検準1級に相当する「730点以上」を達成したのは16人と、約2割にとどまったと発表した。500点未満が14人おり、最低点は280点だった。

 国は次期学習指導要領で、中学の英語の授業を基本的に英語で行うことを盛り込む方向で、英検準1級程度の英語力を持つ英語教員の割合を来年度中に50%にする目標を掲げている。府教委は今年度、英検準1級以上に達していない50歳未満の中学英語教員約150人を対象に、受験料(1回4155円)を負担してTOEIC受験を促し、74人が受験した。今回、目標を達成できなかった教員には来年度に再受験させるという。

 府教委学校教育課の担当者は「がっかりする結果だった。個別の課題に対応した自習を促す。中学校教員が多忙な現状もあり、勉強できる環境づくりを学校にも求めたい」と話した。

 京都市教委は、結果を発表する予定がないという。