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 箱根登山電車の急坂の線路を60年間走ってきた110号車両が12日、箱根湯本―強羅駅間の往復貸し切り電車で最後の運行になる。両駅への到着後に、引退記念の催しもある。

 箱根登山鉄道の車両は近年、赤い車体が中心だが、110号車両は車体の基調がブルーで窓枠に黄色の帯がある。沿線にはここ数週間、別れを惜しみカメラで撮影する鉄道ファンが目立つ。11日は午後5時台まで通常の運行がある。

 12日の2両編成貸し切り電車はすでに満席。箱根湯本を午前10時57分に出発し、強羅に11時37分着。撮影会やグッズの販売後、強羅を午後1時13分に出発し、箱根湯本に午後1時58分着。2両目の108号車両を切り離し、撮影会を開く。(村野英一)