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 男児にわいせつな行為をし、様子を撮影したなどとして子ども向けキャンプの元添乗員ら男6人が逮捕、起訴された事件で、強制わいせつや児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われた小学校教諭の橋本顕(あきら)被告(45)の公判が10日、横浜地裁(足立勉裁判長)であった。検察側は、橋本被告が「お肉を買ってきたからステーキを食べよう」などと子どもを誘っていたと主張した。

 検察側は証拠調べの中で、橋本被告が昨年4月と5月、顔見知りだった当時11歳の男児に静岡県伊東市内のスーパーで声をかけ、熱海市内にある元小学校教諭の田中耕一郎被告(66)のマンションに連れて行き、わいせつな行為をして撮影したと主張した。橋本被告は以前からこの男児に「温泉がある。卓球ができる」などと声をかけていたという。橋本被告は捜査段階で「マンションではカレーなど、子どもたちが好きそうなメニューを作った」と供述したという。

 検察官は被害児童の父親のコメントとして、「息子にわいせつな行為をしたことは許せない。二度と自分たちの生活に近づかないで欲しい」と読み上げた。(前田朱莉亜)