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 中古品販売大手のコメ兵(ひょう)は10日、小型店を中心に全国で9店を7月までに閉めると発表した。一方で、大きめの店を東京、名古屋、大阪の都心に計3店出す。訪日客による「爆買い」の陰りや消費の停滞を背景に売り上げが落ちており、経営効率を上げる。

 1月から7月までの閉鎖対象は、東京の渋谷や名古屋の栄、大阪の難波、神戸の元町、福岡のキャナルシティなどの店。名古屋・大須の本店近くにある買い取りセンターも2月に閉め、本店に集約する。

 一方の新しい大型店は大阪・梅田に2月、名古屋駅前のミッドランドスクエア南側に5月に出店。大型店がすでにある東京・新宿にも新たな中型店を5月に出す計画だ。閉鎖と新設で店の合計面積は差し引き220平方メートル増える。

 2017年3月期の純利益見通しは8億円から1億円に引き下げた。前年比で91・2%減にあたる。閉店に伴う特別損失のほか、昨年末のクリスマス商戦の不振も響いた。

 月ごとの売上高は昨春以降、9月を除いて前年割れが続く。主力の高級ハンドバッグや貴金属の売れ行きが低調だった。訪日客の買い物が高額品から日用品にシフトし、昨年4~12月の免税品売上高は前年同期比で4割減った。(大隈悠)