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 受験シーズンまっただ中。駅には応援の横断幕が掲げられ、語呂合わせで「合格」を願う雑貨も登場した。進め、受験生!

 「今、努力がみのり そのつばさで目標へ羽ばたく時 さあ、合格を勝ち取れい!YOU!(とれいゆ)」

 JR新庄駅構内には、そんな横断幕が掲げられた。リゾートみのり、つばさ、とれいゆつばさは、いずれも同駅を発着する列車だ。

 「郷里を離れて遠くへ受験に行く若者たちが、気持ちを明るく列車に乗り込んでくれたらと考えました」と文章を考えた入社1年目の駅員、広瀬美弥さん(23)は言う。仙台市出身で、列車に揺られて大学受験に向かった経験を持つ。

 横断幕は同僚たちがデザインした。「あれ、いいねえ」と乗客に声をかけられたこともあるという。

 「つらい時期はいずれ終わります。それまでしっかり、後悔のないよう、力を出し切ってください。新庄駅員一同、応援しています」と広瀬さん。

 昨年の横断幕は別の駅員が考案した「自分の力をしんじよう(新庄)!」だったそうだ。

タコの「置くとパス」、合格米も

 天童市老野森3丁目にある呉服のささき(023・653・2947)では、受験をパスするという語呂合わせから、タコをモチーフにした雑貨「置くと(オクト)パス」が人気だ。

 一番の売れ筋はヒノキの升(約8センチ四方)に、ちりめんでつくった今年の干支(えと)の酉(とり)を入れ、タコを乗せた「益々(ますます)幸運をとりこんでオクトパス」。「幸運をとり(酉)こんで、志望校からひっぱりだこ(タコ)になるように」との願いを込めた。

 古い着物生地を再利用した手作りで、一つひとつの表情が異なる。「企業から引っ張りだこに」と就職活動をしている人への贈り物としても喜ばれるという。

 「受験合格米」という名前のコメもある。全農ライフサポート山形(天童市長岡北4丁目)が1991年から販売を始めた。高畠町亀岡地区の田んぼ約1・8ヘクタールで栽培された「つや姫」で、学業成就に御利益があるとされる高畠町の「亀岡文殊」で昨年11月に祈禱(きとう)を受けたコメという。

 「合格米を食べて、最後の追い込みを」と担当者。価格は1袋2キロで1100円前後(税別)で、県内の生協やJA直売所で購入できる。問い合わせはパールライス部(023・655・6222)へ。(三木一哉、望月愛実)