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 北朝鮮の故金正日(キムジョンイル)総書記の長男、金正男(キムジョンナム)氏が13日、マレーシアで死亡した模様だ。複数の関係筋によれば、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の指示で殺害された可能性が高いという。北朝鮮は徹底した1人独裁体制で、正男氏の安全を危ぶむ声は以前から出ていた。

 正男氏は金総書記と故成恵琳(ソンヘリム)夫人との間に生まれた。経済改革に意欲を示すなど、一時は有力な後継者候補として活躍した。だが、金総書記が成夫人と離別した後で故高英姫(コヨンヒ)夫人との間に生まれた金正哲(キムジョンチョル)、正恩兄弟と対立した。

 正男氏は2001年5月にドミニカ共和国の偽造旅券を使って日本入国をはかり、強制退去処分を受けた。このとき正男氏の搭乗地のシンガポール警察が韓国を経由して情報を日本にもたらしたという。韓国政府は当時、正哲、正恩兄弟を支持する勢力がシンガポール側に情報を流したとみている。

 朝鮮労働党内部でその後、高英姫氏を称賛する「朝鮮人民軍の母運動」が起きた。08年ごろ、ハンガリー滞在中だった正男氏が暴漢に襲われ、ハンガリー政府が北朝鮮に事件の再発防止を求める公文を送ったことも、韓国政府は確認している。

 一連の動きは、金総書記が権力…

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