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 豊島(土庄町)の産業廃棄物処理後の副成物であるスラグの再利用について、県と豊島住民との協議が15日、豊島であった。県は1月末に一部を埋め立てて最終処分する可能性を示し、住民の反発を招いていたが、この日はスラグの保管場所の確保に最大限の努力をすると説明した。

 協議は冒頭のみ報道陣に公開された。県からは大山智・環境森林部長らが出席。大山部長は協議のはじめに「粗大スラグの処理については最終処分しないよう最大限がんばっている」と発言した。

 終了後の県の説明によると、協議では置き場が足りなくなると予想されるスラグ約2200トンのうち約千トンは直島で新たに借り入れた場所で保管できるようになったことを伝え、残りについて保管場所が確定した段階で改めて協議の場を設ける方針も決めたという。

 住民への事前の説明なしに埋め立ての可能性に言及したことについても住民側に反省の意を伝えたという。廃棄物対策豊島住民会議の安岐正三さんは協議終了後「埋め立てすることはないと我々は理解している」と話した。(石田貴子)