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 歌手のASKA(本名・宮崎重明)さんが15日、テレビ西日本(福岡市)の情報番組「ももち浜ストア夕方版」に生出演した。昨年、覚醒剤を使った疑いで逮捕され不起訴処分(嫌疑不十分)となった事件について、実際に使わなかったのかと問われ、「(1回目の逮捕後は覚醒剤を)見たこともない」と語った。ASKAさんが事件後、テレビに生出演したのは初めて。

 ASKAさんは事件について、番組内でのインタビューで「(覚醒剤は)その気になれば、どこにでもあるというけれど。そこに行かなければ、大丈夫ですよ。(今後の覚醒剤の使用は)もちろんない、ということは真っ先に伝えないといけない」と話した。

 昨年11月、自宅に警察官が駆けつけた際の尿の採取で、「尿ではなくお茶を入れた」ことについて、「1回目の逮捕の経験から、取り調べでしゃべったことと違う内容を世の中に発表されてしまうので。尿を提出したら、白でも黒にされてしまうなと。前の経験から、そう思ってしまった」と話した。

 一方、2014年に覚醒剤取締法違反(使用)などの罪で有罪判決を受けたことについて、「意志を持てば抜け出すことはできた。離脱の苦しみが激しく、耐えられなかった。後悔も反省もある」と語った。

 インタビュー後、故郷福岡への思いを込めたという新曲「FUKUOKA」を歌った。「風が見える福岡 ありがとう」という歌詞で結ばれる約5分間の楽曲で、フルコーラス披露した。

 同曲の録音について、「(自身の薬物問題によって)コンプライアンス(法令や社会規範の順守)の縛りで、東京のスタジオが使えなくなった」ため、福岡のスタジオで録音したと説明。「今回、母親のような、両親のような気持ちで背中を押してくれることになったのは、ふるさと福岡ではないか。感謝は大きいですね」と話した。

 番組の冒頭、執行猶予期間中のASKAさんが出演することについて、同局の山口喜久一郎アナウンサーは「地元福岡から再出発したいという本人の意向を受け、番組としても検討した結果、出演の機会を提供させていただくことになりました」と説明した。

 ASKAさんは福岡県出身。昨年12月に釈放後、県内の実家に身を寄せていた。

 同曲は、22日発売予定のアルバム「Too many people」に収録される。