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 最近、薬局などで女性のデリケート部分向けの商品をよく見かけます。悩みを持つ女性は少なくないようです。

 かゆみ止め薬などを販売する小林製薬が2014年に20~49歳の女性約1200人に、デリケート部分のトラブルについて尋ねたところ、54%が「最近1年間に起こったことがある」と回答。かゆみが43%で最も多く、においやむれ、かぶれが続いた。同社によると、こうしたトラブルは汗や下着によるこすれ、おりもの、経血などが原因で起きるという。

 東京都立川市の産婦人科、井上レディースクリニックの井上裕子院長によると、来院者にもおりものの異常やかゆみといった症状を訴える人は多いという。井上さんは「通気性の良い下着を着け、清潔に保つことが基本。月経の時は自宅にいる間だけでも、肌にやさしい布ナプキンを使ってみるのもいい」と話す。

 特に洗い方は重要で、スポンジなどにせっけんやボディーソープをつけて、ごしごしと洗うのは禁物。井上さんは「指を使ってお湯でやさしく汚れを落としてほしい」と助言する。

 洗浄剤を使いたいという人にはデリケート部分向けの商品がある。膣(ちつ)の中は通常、細菌の侵入を防ぐため酸性に保たれている。商品を販売するサノフィの担当者は、「アルカリ性の洗浄剤で洗うと膣周辺のpHが中性に傾き、菌が繁殖し、乾燥しやすくなる恐れがある」とし、弱酸性の液体ソープを勧める。

 ただ、こうした日常のケアでも症状が改善しない場合は病気の可能性もある。その一つ、性器カンジダ症は白く濁ったおりものが増え、外陰部にかゆみが出る。カンジダは口の中や腸、膣にもともといる真菌だが、抗生剤や抗がん剤の使用、不規則な生活やストレスなどによって、異常に増えて炎症を起こすことがある。膣の洗浄や膣座薬などで治療する。

 同じく常在菌のB群溶連菌によ…

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