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 福岡県警は18日、非鉄金属の売買仲介を掲げていた福岡市の企業「e―ビジョン」の実質経営者、後藤由樹(ゆうき)容疑者(52)=住所不定=ら5人を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。5人の認否は明らかにしていない。

 県警によると、後藤容疑者と元従業員ら5人は共謀し、2015年6月~16年5月ごろ、福岡県内の元教員女性(63)と島根県の女性教員(58)に、「ロンドン市場でアルミニウムを売買し配当する」「損することはない」などとうそを言って勧誘し、計2100万円をだまし取った疑いがある。新聞の異動記事などから、教職員の退職者らを狙って「投資話をしたい」と電話し、訪問していたという。

 県警は、50~70代を中心に、福岡、熊本、佐賀、大分、長崎、山口、島根の7県に住む計101人から総額約6億5400万円を集めたとみている。

 県警は昨年6月、特定商取引法違反容疑で同社を家宅捜索していた。