【動画】「京の隠れ里」久多を訪れた「村・留学」の参加者たち=福野聡子撮影
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 京都市中心部から車で約1時間、市最北端にある久多(くた)。山々に囲まれた、約90人の小さな集落です。2月中旬、一面の銀世界となったこの里に、若い人たちが学びにやってきました。お年寄りの話を聞くため、連れだって家々を訪問。猟師によるイノシシの解体にも立ちあい、「お肉」になっていく過程を見つめました。

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 京都市の教育事業会社「PaKT(パクト)」が久多など全国3カ所で展開している教育プログラム「村・留学」の皆さんです。大学生らが地域に数日間暮らすことで、持続可能な社会とは何かを感じとり、生きる力をつけるのがプログラムの狙いといいます。「PaKT」統括の松榮(まつえ)秀士さん(32)は「先の見えない時代、子どもたちはどう生きていくか悩んでいます。けれど、世代を超えて続くものをめざせば、間違いないと思うんです」。

 久多では、「農家民宿 おくで」を営む奥出一順(かずより)さん(51)が主催でステイ先。2年前にスタート、冬と夏の年2回の開催です。

 今回は2月11日から19日までの9日間、大学生13人が参加しました。大阪、兵庫などのほか、関東から来た人も。期間中は、お年寄りとの交流会やお宅訪問のほか、シカの解体体験や狩猟見学、みそ作りなどを体験。雪の壁に閉ざされた家々も目の当たりにしました。

 食事は奥出さんの妻留美さん(51)が用意した食材を使い、手分けして調理。手をあわせて「いただきます」。空き時間には、それぞれの夢や悩みなどを熱く語り合っていました。

暮らしをつなぐ意識

 留学7日目の17日には、地域…

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