[PR]

 警視庁は、千葉県船橋市東船橋4丁目、無職の尾勝由直容疑者(32)を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕し、21日発表した。「身に覚えがありません」と述べ、容疑を否認している。尾勝容疑者は、金融機関の口座を調達し、特殊詐欺グループに使わせる「道具屋」のリーダー格とみられるという。

 サイバー犯罪対策課によると、尾勝容疑者は2014年4月14日、仲間と共謀し、川崎市の女性(75)と横浜市の男性(78)に区役所の職員を名乗って「高額医療費の過払い金を返還する」とうその説明をして、現金計約146万円をだまし取った疑いがある。

 同課はこれまでに、インターネットを通じて口座の買い取りなどを行うグループの男女9人を犯罪収益移転防止法違反容疑などで逮捕。尾勝容疑者はグループのリーダー格とみられる。このグループが管理していた52の口座が還付金詐欺に使われ、5千万円以上の被害金が振り込まれていたという。