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 家具チェーン大手のニトリが運営する小樽芸術村(北海道小樽市)は21日、旧北海道拓殖銀行小樽支店を「似鳥美術館」として今年7月にオープンさせることを明らかにした。昨年開館した美術館を含め4館が整備されることになる。

 ニトリは同日、観光振興のため小樽市に1億円の寄付を公表。会見の席で芸術村の天池風太支配人は「小樽の観光発展の一助となり、地域活性化へつながることを期待します」と語り、7月28日からの「4館体制」についても説明した。

 似鳥美術館となる旧拓銀小樽支店は1923(大正12)年の建築で、「北のウォール街」と呼ばれて繁栄した時代のシンボルとして市の歴史的建造物に指定。今年2月中旬に「ホテルヴィブラントオタル」としての営業を終え、ニトリ側が土地と建物を取得していた。日本の近代絵画などを展示する予定という。

 小樽芸術村は昨年7月、市の歴史的建造物を活用した「ステンドグラス美術館」と「アール・ヌーヴォーグラス館」がオープン。今月16日に市文化財に指定された「旧三井銀行小樽支店」も芸術村の美術館として、今年夏に開館する方針を示していた。(佐久間泰雄)

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