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 柳井市でため池が真っ赤に染まり、通りかかった人たちを驚かせている。赤褐色の水草が水面をすっぽり覆い隠すように繁殖。特定外来生物に指定されている「アゾラ・クリスタータ」ではないかとみられる。

 アカウキクサ科の浮遊性の水生シダで、欧米やアジアなどに分布。写真で確認した県自然保護課は「アゾラの可能性が高い」とみる。環境省によると、外来生物法で栽培や運搬が禁じられているが、胞子が水鳥の足に付くなどして運ばれるらしい。

 市内余田にある池は長さ約10メートル、幅約5メートルで農業用。水面が赤く舗装されているようにも見える。所有者は「この冬から急に池が赤くなってきた」と説明。写真を撮った市内の木村一雄さん(75)は「鮮やかな色の水草がびっしりと繁茂していて驚いた」と話した。

 県自然保護課によると、県内にはほかにも繁茂しているケースがあるが、駆除は簡単ではないという。(徳山徹)

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