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 富山県氷見市のブランド牛肉「氷見牛」の販売大手「細川」(同市)が、他産地の国産牛を「氷見牛」として売っていた疑いがあるとして、農林水産省北陸農政局が22日、同社に立ち入り検査に入った。同社の細川好昭社長は「他産地の肉が手違いで混ざったかも知れない」と話し、意図的な産地偽装は否定した。

 細川は市内で精肉店と焼き肉店を経営。細川社長によると、氷見市のほか北海道や岡山県など3、4カ所の産地から国産牛肉を仕入れ、8畳ほどの冷蔵庫で保管している。入荷時に個体識別番号が貼られているが、販売のため肉の塊を切り分ける際にはがし、その後は表示がないままの状態で保管しているという。

 細川社長は「最高のA5ランクの肉なら氷見牛でも他産地でも価格はさほど変わらない。産地偽装をするメリットはない」と話している。