[PR]

 2014年9月の噴火で63人もの死者・行方不明者を出した御嶽山。東濃地震科学研究所(岐阜県瑞浪市)の木股文昭・副首席主任研究員(69)が、登山の際の注意点などを記した冊子「御嶽山 二度と犠牲をださない」(A5判、96ページ)をまとめた。千部印刷し、希望者に1冊300円で販売している。

 表紙に、噴煙が迫る中で避難場所を探す登山者を写した写真を配した。犠牲になった野口泉水(いずみ)さん(当時59)が、噴火直後に撮影した写真で、妻の弘美さん(59)が提供した。

 木股さんは災害後、御嶽山の火山活動を予測する研究を続け、野口さんら遺族との交流も重ねてきた。昨年9月、遺族から「登山者に情報提供する施設の設置を」という声が上がったのを機に冊子作りを考えた。前に進もうとする遺族のために、何かしたかった。名古屋大で長年、御嶽山の研究を続けてきた。「私を育ててくれた御嶽山で63人もの人が被害に遭った。研究者として噴火前に何かできなかったのか」。むなしさを感じてもいた。

 噴火当日の登山者やその遺族の…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら