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 南スーダン国連平和維持活動(PKO)派遣部隊作成の日報が「廃棄」扱いされながら、のちに見つかった問題で、稲田朋美防衛相は22日の衆院予算委員会第1分科会で、「(日報は)廃棄済みのため不存在」という陸幕の判断を了承した統幕の責任者が、当時は日報が実際には統幕内に残されていたことを知らなかった、と説明した。

 防衛省は昨年10月3日に情報公開請求を受理。日報を作成した陸自派遣部隊と報告先の中央即応集団司令部が「廃棄した」と報告してきたため、12月2日付で不開示を決定した。しかし、のちに日報の電子データは統幕内に残っていたことが分かり、開示されることになった。この日の予算委分科会では、民進党の後藤祐一氏が「統幕内に日報の存在を知っていた者がいたのではないか」と質問。これに稲田氏は「(当時)存在しているとの認識はなかった」と答弁した。(相原亮)