[PR]

 広島平和記念資料館(広島市中区)は24日、今年度の入館者数が1991年度の159万3280人を上回り、過去最多を記録したと発表した。

 志賀賢治館長は会見で、入館者が増えた理由について、昨年5月にオバマ米大統領(当時)が現職の米大統領として初めて広島を訪問し、見学した同資料館に折り鶴を寄贈するなど、世界的な関心を集めたと説明。年明けからの入館者数も例年より多く、戦時下の広島や呉が舞台となったヒット映画「この世界の片隅に」の影響もあるとの見方を示した。

 同資料館によると、入館者数は2010~14年度には120万~130万人台で推移し、戦後70年の節目となった15年度は149万5065人だった。

 この日、初めて訪れた埼玉県の主婦酒井真木子さん(53)は「実際に遺品や折り鶴を見ると胸が詰まる思い。より多くの人に見てもらえれば」と話した。(加治隼人)