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 障害を持つ子どもたちに本を通じて郷土の文化を楽しんでほしい――。松山・道後に伝わる昔話が、読書に支障のある人でも読めるように工夫された電子書籍になった。5月から全国の特別支援学校などに配布されるのに先立ち、制作に協力した県立図書館(松山市堀之内)で先月から提供が始まっている。

 タイトルは「道後温泉の鷺(さぎ)石と玉の石」。図書館4階にあるパソコンでCD―ROMを再生すると、絵と2行の文章が表示され、音声が流れる。「温泉に古くから伝わる石にまつわる二つのお話をしようわい」。方言の朗読に合わせ、読まれている文章の部分が黄色く変わる。読む速さや文字の大きさは、聞きながら調節することができる。

 文章と音声、画像を組み合わせたこの電子書籍は、「マルチメディアデイジー図書」と呼ばれる。小さな文字が見えにくい、文字をまっすぐ追うのが難しいといった障害を持つ子どもたちにも読書の楽しみを広げたいと、伊藤忠記念財団(東京)が2010年から児童書を対象に制作を始めた。教育機関やボランティア団体と協力しながら、年に30~50作品の絵本やファンタジー小説を発行。県立図書館にもこの図書の蔵書が複数ある。

 今回の作品は、子どもたちに読…

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