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 学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却をめぐる問題に絡み、村川豊・海上幕僚長が28日の定例記者会見で、同学園の籠池泰典理事長に海幕側から感謝状を過去3回贈っていたことを明らかにした。海幕長は、同学園運営の幼稚園の教育内容などが問題視されていることを受け、感謝状の取り消しを含めて検討する意向も示した。

 海上幕僚監部によると、同学園運営の幼稚園は1999年から艦艇の入港時に、園児による鼓笛隊が演奏したり、手作り絵本を渡したりした。これを受け、2003年、09年、14年の計3回、籠池氏に感謝状を贈呈した。昨年には大臣感謝状を推薦し、10月に稲田朋美防衛相が贈呈していた。

 村川海幕長は「隊員を激励して頂いたことについて感謝状を渡した」と説明。今後の対応について、「感謝状を渡したのが正しかったのかどうかということを含めて検討する」と述べた。この問題をめぐっては、稲田防衛相が大臣感謝状の取り消しも含めて検討する考えを示している。(相原亮)