[PR]

 総務省が31日発表した2月の家計調査(速報)によると、2人以上の世帯が使ったお金は26万644円で、物価変動の影響を除いた実質で前年同月より3・8%減った。減少は12カ月連続。消費低迷が長期化している。

 昨年はうるう年で2月が1日多く、その反動で大きく落ち込んだ。ただ、うるう年の影響を除いても実質1・2%減だった。外食や魚介類など食料への支出が減り、自動車の購入や外国パック旅行なども減った。

 勤労者世帯の消費支出は29万8092円で、前年同月より実質0・3%減った。減少は2カ月連続。

 同日発表された2月の全国の消費者物価指数(2015年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く指数が99・6で、前年同月比0・2%上昇した。上昇は2カ月連続。

 エネルギー価格が2年2カ月ぶりに上昇に転じ、全体を押し上げた。ガソリンは前年同月より15・8%、灯油は29・8%それぞれ上がり、エネルギー全体で1・6%上昇した。

 先行指標とされる東京都区部の3月の指数(生鮮食品を除く速報)は99・4で、前年同月より0・4%下がった。(中村靖三郎)