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 ベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)が登校中に行方不明になって、31日で1週間。千葉県警捜査本部が収集したドライブレコーダーなどの映像に、リンさんとみられる子どものすぐ後ろを歩く人物の姿が映っていた。リンさんは家から歩いて5分ほどの防犯カメラに映っておらず、この間に事件に巻き込まれた可能性がある。

 リンさんは3月24日午前8時ごろ、約900メートル離れた松戸市立六実第二小学校に登校するため、家を出た。捜査関係者によると、自宅の防犯カメラにはランドセルを背負って1人で歩く姿が映っていた。だが通学路に複数あるカメラには映っていなかったという。

 リンさんの通学路には少なくとも4カ所に計6台のカメラが設置されており、自宅から最も近いカメラは歩いて5分ほど、約350メートル先の集合住宅にあった。このため、自宅と最も近い集合住宅との間で何者かに連れ去られるなどした可能性がある。

 リンさんの遺体は26日朝、家から北東に約12キロ離れた我孫子市北新田の橋の下で見つかり、27日にはそこから北西に約18キロ離れた茨城県坂東市の利根川河川敷でランドセルが見つかっている。県警捜査本部は、土地勘がある人物が車で移動しながら遺体やランドセルを遺棄した可能性があるとみて、各現場周辺の防犯カメラやドライブレコーダーの解析、聞き込みを進めており、不審な車両や人物がいなかったか調べている。