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 浄土宗を開いた法然(ほうねん)と浄土真宗の宗祖・親鸞(しんらん)。高校の倫理の教科書は、法然の教えを「徹底」「発展」させたなどの表現で、親鸞を説明してきた。だが、この記述では法然は親鸞より劣ると誤解を与えかねないとして、教科書の表記を見直す動きが相次いでいる。

 法然(1133~1212)は比叡山で学び、43歳の時、阿弥陀仏の本願を信じ、ひたすら南無阿弥陀仏の念仏を唱えれば極楽浄土に往生できるという「専修(せんじゅ)念仏」の教えに目覚めた。親鸞(1173~1262)は29歳の時に法然の弟子となった。

 京都学園大の平(たいら)雅行教授(中世仏教史)によると、法然と親鸞が活動する前の院政期、民衆に広まりつつあった仏教観では、生き物を殺すと地獄に落ち、漁業も農業も森林伐採も殺生になる。生きるための労働で罪を重ねて悪人となるため、その償いが必要だとされた。

 これに対し、法然は「すべての…

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