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 京都府亀岡市は2日、火葬する棺に手向けていた花束を持ち帰ったとして、市営火葬場に勤務していた非常勤嘱託の男性職員(58)を、2月28日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 市によると、元職員は2月23日、5件あった火葬のうち2件で、遺族らが最後のお別れをして扉を閉めた後、ベルトコンベヤーで炉に棺を運ぶ途中、手向けてあった花束を抜き取ったという。元職員が「観賞用に自宅に持ち帰った。過去にも複数回やった」と話したため、市は最も重い懲戒処分とした。

 当日、電話で匿名の通報が市に寄せられたことから発覚。市は遺族に謝罪したが、いずれの遺族も「被害届を出すつもりはない」と話しているという。