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 環境破壊や密猟によって絶滅の危機に追い込まれている動物の現状を伝える「動物たちのSOS展」が横浜市西区の野毛山動物園で開かれている。4日には横浜税関など7団体のブースが設置され、ワークショップやクイズで子どもたちに現状を紹介した。

 税関のブースでは、絶滅の恐れがあり、ワシントン条約に基づいて輸出入が規制されている動物を使った密輸品を展示。ワニ革のベルトやクマの毛皮、象牙などが机に並べられ、子どもたちが恐る恐る手を伸ばし、感触を確かめていた。

 このほか、横浜メダカの展示や、生態系に影響を及ぼすとされる特定外来生物の鳥類「カナダガン」の調査グループのブースなどに家族連れが集まった。横浜市の小学2年、大音嘉惟君(8)は「クマの毛皮にびっくりした。かわいそうだと思った」と話した。

 ブース展示は5日まで。園内の入り口付近に設置されたワシントン条約の説明や野生動物の輸入状況を伝えるパネルは31日まで展示されている。