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 宅配ドライバーの長時間労働が問題となっているヤマト運輸が、運賃全体の値上げに乗り出す。個人の送り主にとっては27年ぶりの値上げになる見通しだ。値上げによる増収分で働き手の待遇改善を進めなければ、配送網を維持できないと判断した。便利さを追求してきた宅配便サービスは曲がり角を迎えている。

 いまの運賃は、荷物の大きさと運ぶ距離で決まる。個人客が最も小型の荷物を関東から中部地域に送ると税込み756円。関西地域へは税込み864円。インターネット通販業者などの法人客には荷物量に応じた運賃割引もしている。ヤマトは個人客、法人客をあわせた運賃全体の引き上げを検討中だ。

 法人客へは2014年、運賃割引の縮小という事実上の値上げを行ってはいるが、運賃全体の引き上げは、消費税率アップ分の転嫁を除くと、90年に100~110円(平均8%)の値上げをして以来。上げ幅を9月末までに決め、実施に移す。法人客に対しては再配達の削減への協力度によって運賃を変えることも検討する。賃金や安全対策など労働環境改善に向けた費用増に備える。

 ヤマトが扱う宅配便の個数はこ…

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