拡大する写真・図版 ウーバーのトラビス・カラニック最高経営責任者=ロイター

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 配車アプリでタクシー業界を変えた「ウーバー・テクノロジーズ(ウーバー)」に、このところ厳しい目が注がれている。当局の目を逃れるために不正なプログラムを使用していたと報じられたり、無許可の自動運転車が信号無視をして交通当局から警告されたり。利用者を味方に付けて一気に広がってきたウーバーだが、会社のあり方が問われそうだ。

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 「残念ながら、ウーバーはこの町から撤退しました。ぜひ利用者の声を届けてください」

 数日前、テキサス州オースティンの空港に降り立ったときだ。スマートフォンを見ると、ウーバーのアプリにそんな文字が表示されて、はたと思い出した。ウーバーはこの町からなくなっていたのだ。

 出張などで訪れる米国の大都市には、ウーバーがいるのが当たり前になっている。全く知らない町でもアプリ一つであっという間に車が迎えに来てくれ、アプリにはどの方向からどんな車がやってくるかも見えている。

 アプリに行き先を打ち込めば、運転手に行き先の説明をする必要もなく、クレジットカード番号を登録しているので、降りる時に財布を取り出す必要もない。これに一度慣れてしまうと、いちいち電話をしたり、流しのタクシーを待ったりする生活に戻るのは大変だ。

 ただ、地元自治体の規制などで、ウーバーがサービスを始めようとして参入できていない都市はいまも多くある。オースティンの場合は、一度は参入したのに、撤退した例だ。

 オースティンは昨年5月の住民…

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