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 レンタル大手「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、中堅出版の徳間書店の子会社化を検討していることが、14日わかった。書店事業での品ぞろえの強化や、電子書籍の配信などで徳間書店の強みを生かすねらいがあるとみられる。

 CCCは2013年、徳間書店と資本・業務提携しており、グループで出版事業などを手がけるカルチュア・エンタテインメントが徳間書店の株式を議決権ベースで約15%持つ。月内にも、株式の保有比率を9割超に高める方針だ。

 CCCは出版事業を強化しており、14年に阪急電鉄の子会社から「ニューズウィーク日本版」などを発行する事業の譲渡を受けたほか、15年には月刊誌「美術手帖」で知られる美術出版社を傘下に収めた。85年に「スタジオジブリ」を設立(05年に独立)したことなどで知られる徳間書店は、出版不況もあり業績が低迷していた。