拡大する写真・図版 高江洲さん(左)と平仲さん(右)を診察する山代さん(奥)=2月、沖縄市のちばなクリニック

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 「調子はどう?」

 今年2月下旬、沖縄県沖縄市のちばなクリニックの禁煙外来で、担当医の山代寛(やましろひろし)さん(56)が、椅子に並んで腰掛ける2人の女性に語りかけた。

 「吸いたくないけど、周りの人が吸うんです」。そう答えたのは、平仲佳子(ひらなかけいこ)さん(46)。嘉手納町の米軍基地内の飲食店で働く。

 「体重が増えました」。隣に座る高江洲孝代(たかえすたかよ)さん(46)が笑って続けた。読谷村で介護福祉士の仕事をしている。

 2人は高校からの友人で、誕生日も同じ。ともに敬虔(けいけん)なクリスチャンで、いまも週に1度、教会の礼拝で顔を合わせる。

 2人とも20年以上たばこを吸ってきた。「体に悪いよなあ」と思いながらもやめられなかった。「神様に祈ったらやめられた」と言うクリスチャン仲間もいる。平仲さんが「私、祈ってもやめられないよ」と言うと、高江洲さんが「神様のせいじゃないよ」と返す。冗談めかして言ってはみるものの、自力でやめられないうしろめたさがあった。

 最初に禁煙に挑んだのは平仲さ…

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